ジェットコースターな日・・・(後編)

整体院ボディーケア松本の

「整体」以外担当 松本圭太です。


前編がまだの方はコチラ

スヌーピーの飛行機に座れて

ごきげんでお昼ご飯を食べていた息子


お腹がいっぱいになると

遊びたくて遊びたくて仕方がない


とにかく

すぐにでも走ってどこかへ

いこうとする息子を妻が

一生懸命制止します。


僕も早く席を立つために

荷物をまとめたり

ゴミを捨てたり


その時

「痛いー」と息子の鳴き声で

振り向きました。


どうやら

妻が息子の手首を持っていて


それを息子が無理やり

振りほどいて

逃げ出そうとしたときに

手が痛かったようです。


あまりに泣くので

抱っこをしてお店を出て

人気のないベンチで座って

「まだ痛い?」と聞くも


「痛い」と

左手首を押さえて

ずっと泣いています。


しばらくすると

疲れたのか眠ってしまいました。


「眠たかったのと、

 思い通りにならなかったので

 あんなに泣いたのかな?」


妻と妻のお母さんと

話をしていました。


ベビーカーに寝かせるときも

目を覚まして「痛い」と

いうのでやはり

コレはオカシイ、と。


しばらくはそのままベビーカーで

寝ていましたが


大人も不安で

どうしようか?

帰ろうか?

起きたらケロッとしてるかもね


そういいながら

息子の手首をさすっていました。


するとまた

「痛ーい」と泣いて目を覚ましたのです。


抱っこをしても

ちょっと体勢を変えるたびに

痛がっています。


ん?

そしてどうやら手首が痛いとばかり

思っていたのですが

左の腕に力が入らず

ダラーんとしてる感じです。


指をグーパーすることもできません。


あっ!


「肘内障(ちゅうないしょう)かも」


以前、院長に

5歳くらいまでの子供に

よく見られる症状で

靭帯が未発達でヒジが

脱臼のような状態になる

と聞いたことがありました。


ただ、この日は院長は

勉強の為、徳島へ遠征中・・・。


電話もつながりません。


とりあえず

USJの医務室で紹介を

してもらい近くの病院へ

タクシーで行くことに。


その間も

抱っこをしている息子は

ちょっと動くたびに

「痛い、痛い」と。


なんとか気を紛らわそうと

「あっ、白いタクシーだ」

「あっ電車が来たよ」

と話しかけるとその時は

いいんですが、また痛いと。


病院についてしばらく待った後

先生に見てもらいました。


「ちょっと触るね」

と触られると痛がり嫌がる息子。


イスにかけた僕の膝の上で暴れます。


「じゃーしっかり押さえててくださいね」

と先生。


「動かないで」「しっかり押さえて」

と泣きだけぶ息子を

がっちり抱きしめます(泣)

「お父さんもっとしっかり、動かさないで」


ひぇ~(必死)


するとピタッと泣き止み



手が動きました。



良かった~


息子も痛がっていません。


しばらく様子を見て下さい

と言われ膝の上で座らせていると


僕のパーカーの紐を

両手で引っ張って遊んでいます。


ようやくいつもの笑顔も見せてくれました。


良かった~。


もう一度、先生に見てもらい

しっかりとお礼をしてから

診察室を出ました。


その時

ナースさんが

「次の方もUSJからで~す(笑)」


足をひねったらしい30代くらいの男性が

苦笑いで入って来られました(笑)


なんとなく僕らとも

「アッお宅もですか」

みたいなアイコンタクトでニヤニヤ。


まぁ、とにかく無事で良かった。

このあと


家に帰るか

USJに戻るか


の究極の決断を迫られましたが


満場一致で



USJに戻りました(笑)



戻ってすぐに

スヌーピーに手を振る息子

(ビビッてこれ以上近寄りません)



この後

空飛ぶスヌーピーや

約束通りジェットコースター(子供向け)

も満喫しました。

しっかり

左手も使えています。

もう、さっきの

「どうしよう」があった反動で


僕も妻も楽しくてしょうがない(笑)


しっかりとパレードまで

見て帰ることが出来ました。



家に帰って

心地よい疲れを

感じながら


息子もいつもより

たくさん泣いて

たくさん笑って

たくさん走り回ったので


疲れたようです。




布団に入って

今日の出来事を振り返ったら


ちょっと顔をしかめて


最後はニコッと笑って


いつもの寝顔を見せてくれました。



我が家の

ジェットコースターな日。


暴れまわったジェットコースターも

いつもの場所に帰ってきました。






Keita Matsumoto

松本圭太です。 ご訪問ありがとうございます。 実体験を元に【クレーム】【プロレス】【息子】のことを綴っています。

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